左上からコーヒーミル・サーバー・注水用ポット
ドリッパー・ペーパーフィルター
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本日使用する豆は、マウンテンハーゲンというニューギニアのコーヒー豆です。
アジアのブルーマウンテンと称されていますが、その割には知名度は低いかも・・・
1930年にジャマイカからブルーマウンテンの苗木が初めてパプアニューギニアに移植され
1,700mの高地で栽培されているそうです。
ブルーマウンテン同様、苦味が少なく、甘みのあるスッキリとした飲み口のコーヒー豆です。
開封した後は、ジップロックなどの袋に入れ、出来るだけ空気を抜き冷凍庫に保存すると1カ月
程度は新鮮なまま保存できますよ。
ペーパー・ドリッパーには、1つ穴と3つ穴式とがあります。抽出する速度が違いますので
器具にあった湯の注ぎ方をするようにといわれていますが、難しそうなので
私の場合は抽出量が1~2杯の時は1つ穴、3杯以上の時は3つ穴を使うようにしています。
(1)器具とコーヒーカップをあらかじめ温めておきましょう。
(2)ペーパーフィルターのシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットします。
(3)コーヒーは豆から挽くことをお勧めします。挽き方は中細挽きが適しています。
挽いてあるコーヒーは酸化が早く、蒸らしのときに 粉の膨らみ方が少なくなります。
(4)定量分の粉を(1杯分 抽出量140CCに対し1~2杯の時は1杯分当たり10g、
3~4杯の時は1杯分当たり9gを目安に)ドリッパーに入れます。
(5)沸騰した新鮮なお湯を別に用意したポットに入れます。これで湯温が抽出に理想的な
90~95度前後になります。
(6)はじめに少量のお湯を、そっと乗せるように注ぎ、豆全体に均一にお湯を
含ませてから、30秒ほどそのままにして蒸らします。お湯の量はサーバーにポタポタ
とお湯が数滴落ちてくるのを目安にしてください。焙煎したての豆から挽いた粉を使用
するとドーム型に大きく膨らみます。
注ぎます。 「の」の字の 大きさは500円玉程度です。この時、フィルターの
側面からぐるっとお湯をかけて抽出しないように注意してください。
注ぐお湯の量とサーバーに抽出されるコーヒーの量がつりあうように、また
膨らんだドームが萎まないように意識しながら注いでください。
(8)抽出されたコーヒーの量が人数分に達したところで、ドリッパーにお湯が残っていても
サーバーから必ず降ろしてください。
お湯を注いでる箇所には白い泡が立ちますがこの部分がアク、つまり雑味の成分ですので
ドリッパーに残ったお湯をサーバーに落としきると雑味も一緒に落ちてしまうからです。
これで雑味のない、深いコクと香り豊かなコーヒーの出来上がりです。
そんなに難しくないのではじめての人でもこれで本格コーヒーを入れることができますよ。
おいしそうだワン!
僕には飲めないンだよネー !
くやしいよ~
ティ・エイ・シー・ティ 髙橋