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2025年9月17日水曜日
撮り鉄じゃないけど・・・【スタッフの個人通信】
2025年9月3日水曜日
日本画ってなんですか?【スタッフの個人通信】
皆様は絵を観るのはお好きですか?
ギャラリーエッセでは様々な展覧会を開催していますね。
絵画展の場合、「日本画って何ですか?」と聞かれることがあります。
油彩画や水彩画などは画材がイメージしやすいのに、日本画って??
先日まで開催していた「多年草日本画展」でも質問がありました。
これに対しての答えは実はいつも難しいなと思っています。
画材で区別するなら絵絹や和紙に墨や膠と岩絵具などを素材として制作された絵画ですが…
…床の間に飾る掛け軸や、襖絵は日本画だとイメージしやすいですよね。
でも、現代日本画は、洋画と見分がつかないような表現や、さまざまな素材を組み合わせた半立体的な作品もあり、ジャンル分け自体が難しいことがあります。
日本画家の東山魁夷の作品ならご存じの方も多いのでは
「緑響く」〈AIに聞いてみました〉
日本画とは、伝統的な画材や技法を用いて描かれた日本の絵画を指します。
明治時代に西洋画(油絵など)と区別する為に「日本画」という言葉が使われるようになりました。伝統的な素材や技法を継承しつつ、西洋画の影響を受けながら、独自の発展を遂げてきました。
現代の一般的な解釈では、岩絵具や膠、和紙や絹など、日本の伝統絵画と同じ素材を使用している絵画を日本画と呼んでいます。
そこで、私も「多年草展」の一出品者でしたので、日本画の主な画材をご紹介します。
膠(にかわ)/動物の骨や皮から作られる接着剤。煮溶かして使用
胡粉(ごふん)/貝殻を焼いて作った白い顔料
胡粉は乳鉢で擦り鋳つぶし、膠と煉りまぜ水で溶いて作ります。
水で精製して板状に干し上げることから「水干」といいます。
2025年8月28日木曜日
『行って良かった旅行先シリーズ』はじめます。【スタッフの個人通信】
ここ数年は物価上昇やインバウンドの増加によって、
なかなか旅行に行くのも勇気のいる世の中となりました。
そんな中ではありますが、
これからブログでは
『行って良かった旅行先シリーズ』をお届けしようと思います。
今回は記念すべき第1回目です。
今回は北海道の利尻・礼文です。
皆さんどこら辺にあるかわかりますか?
北海道民でも、利尻礼文に行ったことのある人は
なかなかレアだと思います。
行き方は札幌から車で約6時間北上し、稚内へ。
そこからフェリーに乗り換え波に揺られて約1時間半。
中心に立派な利尻山がたたずむ離島「利尻島」に到着です。
円形の利尻島は1周約60kmで車で1時間で周れてしまうほどのサイズです。
夏はサイクリング・ツーリング・登山客が多く訪れるとのことで、
島内にはサイクリングロードも整備されています。
利尻で最も有名なのは利尻山。
別名利尻富士と呼ばれるこの山ですが、
皆さん見覚えはないでしょうか?
画角は違いますが、
誰もが知っているこちらの商品パッケージに採用されています。
※石屋製菓HPより参照
利尻への移動手段はフェリーがメジャーですが、
おすすめは利尻ー丘珠の飛行機です。
利尻富士の横をかすめて、札幌へ向かい、上から見る利尻富士を見れるのは、
基本的に飛行機で移動する以外ないので、みんなにお勧めしています。
利尻島からさらに北に船で1時間の位置にあるのが礼文島です。
礼文島は縦長のクワガタのような形をした島で、
左側は断崖絶壁となっており、車で島内1周することが出来ない島です。
名物はウニ・利尻昆布・法華です。
また、礼文は緯度が高い為、島内のいたるところに高山植物が咲いています。
礼文島でしか咲かないレブンアツモリ草やうすゆき草(エーデルワイス)など
山に登らないとみることのできない花が道路の道端などに咲いていることから、
トレッキングなどで訪れる方も多くいるとのことです。
おすすめスポットは
①スコトン岬
礼文島最北端の岬。270°くらい海に囲まれており、
水平線には以前大韓航空が墜落した島モネロン島が見えることもあるとのこと。
また、西には夕日が沈むため、空の色が表現できない美しい景色を見ることが出来ます。
夜には明かりが少ないので、星空を眺めるのも良いです!
(すべて天候次第なので、運です。)
②桃台猫台
そう思ってみれば、見えなくもない岩が見える展望台。
桃に見える岩と、猫に見える岩がある。
それ自体は、そうなんだ。。。という感じではありますが、
断崖絶壁の岩壁がたたずんでおり、その壮大さに感動を覚えます。
また、ここも夜になると明かりが少なく、星空がきれいに見れます。
※猫岩は写真撮ってませんでした。気になる方は検索してみてください。
③礼文空港
現在は閉鎖されている空港。
かつては運航していたようですが、強風の吹く礼文では欠航が多く、閉鎖となったようです。
復活のうわさもあるようですが、、、、
ここは完全に星空がおすすめです。
少し高台にあるのと、町側に山があり、明かりをシャットアウトしてくれるので、
本当にきれいな夜空を眺めることが出来ます。
※写真では良さが伝わらないので、現地で体験してみてください。
④廃棄物処理場近くの坂
ここは裏道に入るところなので、なかなかマイナーなスポットですが、
個人的には利尻富士が1番美しく見えるポイントだと思っています。
気になる方は、どの辺かお尋ねください。
⑤澄海岬
スカイ岬はその名の通り、澄んだ海が特徴です。
積丹ブルーが有名ですが、それに匹敵するほどの透明度、青さを誇ります。
ドクターコトーの主題歌である中島みゆきさんの
「銀の龍の背に乗って」のMVロケ地にもなっています。
※あのドラマは沖縄の離島が題材のドラマなのに、
MVは北海道の中でも最北の地でとっているというのが、豆知識でした。。。
おすすめグルメ
①ウニ(バフン・ムラサキ)
日本1のウニと名高い礼文島のウニですが、
最高級昆布である利尻昆布を餌として育っており、
縦長の礼文島の周りの海流は激しく、
人と同じで、冷たく・激しい環境で育った昆布はたくましく育つため、
それを食べている礼文のウニも必然とおいしいウニになるとのこと。
(ウニは浅瀬にもいますが、雑食なので、テトラなども食べるため、
身が入っていなかったり、味がしなかったりして、あまりお勧めはできません。)
かく言う私は、ウニは得意ではありません。。。
②ほっけのちゃんちゃん焼き
絶対に食べてほしい逸品。これを食べずに礼文を語れない。
このために、私は礼文に行ったといっても過言ではありません。
ちゃんちゃん焼きは北海道の郷土料理ですが、基本は鮭です。
ですが、礼文では「ホッケ」なのです。
礼文のホッケはブランドがたつほど脂乗りが良く、
ホッケ単品としてもおいしいのですが、
礼文島内の千鳥という店のちゃんちゃん焼きが本当におすすめです。
ほっけのちゃんちゃん焼き発祥の店(ほんとかどうかはわかりません)とのこと。
目の前のテーブルの炭火で焼くと、しっぽのほうから白くなっていき、焼けていきます。
白くなった部分に味噌を混ぜ込み、食べていく。
誰もが感動するくらいのおいしさがあります。
上手に焼けたら、皮まで食べられますが、難易度高めです。
夏の間は某ネズミのテーマパークより並びますので、ご注意ください。
利尻礼文の魅力の一部ではありますが、ご紹介いたしました。
目にする多くの物・ことが感動的であり、
心が浄化される空間でした。
日々人ごみの中で生活していると忘れかけている
なかなか行く機会はないと思いますが、
フェリー欠航により、帰ってこれない可能性もありますが、
本当におすすめの観光地ですので、いつか訪れてみてください。
2025年8月6日水曜日
私のストレス解消法 (涙活のススメ) 【スタッフの個人通信】
唐突ですが、あなたはどんな方法でストレス解消していますか?
私は普段からなるべくストレスをためないように努力していますが、仕事で行き詰った時など、知らず知らずのうちにストレスがたまっている時があります。
そんな時は
① 運動して汗をかく
② 好きなワインを飲んで、美味しい物を食べる
③ 思いっ切り買物する
いろんな方法でストレス発散していますが、
「絶対に泣ける映画を見て涙を流す!」
私的にはこれが一番スッキリするような気がします。
例えば、失恋した後に思いっ切り泣いたらスッキリした、そんな経験ありませんか?
調べてみたら「意識的に涙を流すこと」=「涙活(るいかつ)」と最近は呼ぶそうです。
私には、何度見ても結末がわかっていても、絶対に号泣してしまう映画があります。
特に映画好きって訳ではないので、人より見ている作品は少ないと思いますが、今でも忘れられない印象に残っている映画があります。
その中のお気に入りの映画5つを勝手に紹介したいと思います(順番は無関係)
①レオン(1994年フランス・アメリカ)
一時期ブームになったので見た人は多いかも知れません。
プロの殺し屋レオン(ジャン・レノ)と孤独な少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)が運命的に出会い同居する物語。
仕事の反面、小さな植物を育てる心優しいレオン。心が通じ合った2人ですが、最後には悲しい結末が待っています。
デーマ曲はスティングの「Shape of My Heart」
聞いたら知ってると思う人もいるはず。ラストシーンで流れるこの曲が悲しみをさらに助長させます。
②手紙(2006年日本)
原作は直木賞作家の東野東吾さん。
親のいない兄弟(兄:玉山鉄二、弟:山田孝之)2人。弟の為と思って兄は事件を起こし、刑務所に服役する事になります。この事件をきっかけに弟は兄を遠ざけるようになりますが、血の繋がり・絆は強いもの。
題名にもなっている「手紙」がキーワードです。
加害者家族に焦点を当てた重い内容ですが、それぞれ葛藤を抱えながら強く生きていく姿など、いろいろ考えさせられる作品です。
③火垂るの墓(1988年日本)
スタジオジブリのアニメ。何度もTV放送されているので見た人がいると思います。
戦争末期から戦後の混乱期、空襲で母を亡くした兄(清太)と妹(節子)。
戦争という残酷な現実に幼い兄妹は追い詰められながらも懸命に生きる姿を描いた物語。
兄が妹の為に生きる姿、何度見ても切なくて悲しくて胸が締め付けられる気がします。
しばらく地上波で放送されていませんでしたが、戦後80年にあたる今月(8月)TV放送される予定があるそうです。
④ライフ・イズ・ビューティフル(1997年イタリア)
日本語訳で「人生は美しい」という意味です。
第二次世界大戦のユダヤ系イタリア人親子が強制収容所に送られてしまいます。この家族が待ち受ける悲しい運命。
どんな時もユーモアを忘れない父親は愛する息子を恐怖から守るため、明るく陽気な振る舞いで悲しい嘘をつき続けます。
今世界中で起きている悲惨な戦争について、あらためて考えさせられる不朽の名作だと思います。
⑤さらば、わが愛、覇王別姫(1993年香港)
京劇の養成所で運命的に出会った2人の俳優。お互いに支え合い厳しい稽古に耐えながら、人気の演目「覇王別姫」を演じるスターに成長します。
2人の波乱万丈に満ちた愛憎と人生を描いた、誰にも救いがなく胸が締めつけられるような作品です。主演の1人である「レスリー・チャン」は残念ながら亡くなってしまいました。
その妖艶な姿は美しくとても魅力的、他の作品も観たくなるような素敵な俳優さんです。
余談ですが、現在公開されている「国宝」(吉沢亮、横浜流星のW主演)の映画監督(李相日)は、学生時代に観たこの映画に衝撃を受けて、いつかこんな映画を撮りたいと思っていたそうです。
これ以上、詳しくあらすじを書いてしまうとネタバレになるので、このくらいにしておきます。最近は映画館に行かなくてもビデオレンタルしなくても、様々な方法で気軽に映画を視聴できる便利な時代になりましたね。
暑い夏、あなたも涙活してスッキリしませんか?
PM事業部 林