2011年9月28日水曜日

水漏れはどうやって直すの?【個人通信】



ある日蛇口を回したら水がタラタラと漏れてきたらどうしますか?
管理会社や修理業者に連絡するのが一番確実ですが
実はある程度の道具があれば誰でもできるものなんです。
今回は普段点検時に行なっているパッキン交換の一部をご紹介します。

まず事前に必要な工具は次のとおりです。
商品によって呼び方が異なってきますが、左から順に
1.プラスドライバー
2.千枚通し(キリ)
3.レンチ
4.プライヤ
4種類のうち単水栓や混合栓によってレンチとプライヤのどちらかを使用します。



今回は浴室のパッキン交換を行ないます。
本来は水の元栓を止めてから行なうのが確実ですが
今回は止めなくても差し支えないので止めていません。

まず蛇口のハンドルを外します。
ハンドルの真ん中にネジがありキャップが付いているので千枚通しで
うまい具合に外します。











次にパッキン押さえを外します。
今回はプライヤを使用します。
キュッキュと回せば簡単に外れます。











外しました。
金属の支柱(スピンドル)に丸いゴムがはまっています。
これがパッキンです。大抵は古く劣化しているため、パッキン押さえの裏側に
へばりついているので、キリや千枚通してバリっと剥します。











今回使用するのは一般的に三角パッキンと呼ばれているものです。
単水栓や混合栓のハンドル内には基本的にこれが使用されています。
1個100円くらいでしょうか。










パッキンをスピンドルにはめたら後は逆の手順で閉めていくだけです。
この時注意するのは、パッキン押さえをきつ過ぎずゆる過ぎず閉めてください。
私は手で閉めた後1,2,3,とプライヤで軽くしめています。
手で軽く回して動かなければ程よいと思います。











水周り用のグリス等、人体に影響のない円滑材があれば元栓を止めてスピンドルに
ついでに付けてあげたりすると、ハンドルをひねった時のキュキュッという高い金属音が
軽減されたりもします。
これ以外にもややこしいパッキン交換などがたくさんありますが
こんな感じで日々点検しています。
自分で調べてやっていくと楽しいですよー


管理部 小澤