2019年3月20日水曜日

春に思う【スタッフの個人通信】



仕事柄、毎年この時期はさまざまな理由でそれぞれの新たな地へ向かう皆さまのお手伝いの季節。
親元を離れ1人暮らしをする新入学生さんに送り出す親御さん、転勤で家族と離れ単身赴任のお父さん、また慣れた街を離れ、初めての街の学校や社会へ、そして学生から新社会人へ初めての街で初めての環境へ・・・。
生活の場が変わる皆さまへ「どうぞお元気で」、そして「初めましてこれからどうぞよろしく」と心から思い願う季節。

そんな皆さまと接する中、数十年前、わたしが初めて生まれ育った街を出て一人暮らしを始めたときのことを思い出し、今やわたしを送り出してくれた両親の年齢をいつの間にか飛び超えていることに気付き、あらためて年月の経過に驚いてしまった。
あの時、両親はどんな思いだったのだろう・・・。
きっと、心細く寂しいと思ったわたしの何百倍もの心配をかけたのではないか・・・と。
今更お詫び心でもないが、滅多に帰らない故郷にこれからはもうすこし帰るようにしよう。
父の好きだった「ぽっぽまんじゅう」を持って、また母に会いに行こう。もっともっともっと会いに帰ろうと思ったこの春。




わたしの生まれ育った町です。
実家は造り酒屋「福司」のすぐ近く、吞兵衛なわたしは「産湯は福司」と豪語していたころも(笑)。
子供のころは大きな酒樽を干していたあたりでよく遊んでは怒られていました。
当時は本当にごめんなさい。


PM事業部 鈴木