2018年7月25日水曜日

ギャラリーは敷居が高いですか?【個人通信】

エッセでは貸しギャラリー「GALLERY ESSE」(ギャラリーエッセ)の運営も行っています。

ギャラリーと聞いて、こんな疑問が頭をよぎったりしますか?
・中がどんな感じなのか見えないし、入るのが不安...
・入るのに、お金はかかるの?
・売りつけられたりしない?

その気持ち、分かります。
私も会社でギャラリーの運営を始めるまでは、腰が引けて、とても足を踏み入れられる場所ではありませんでした。

でも、ギャラリーは気軽に入れる所なのです。
・タダ(無料)で入れます
・さらっと見て、帰るだけでOK
・「ギャラリーエッセ」は1階の路面店舗で、大きな窓もあります。
   窓から覗いて興味が涌いたら、入ってみてください。

見ていると声を掛けられるものかと思いきや、こちらから話し掛けないと、割と声は掛けられないものです。
そして、黙って観ている美術館とは違い、作家の方とお話ができる点もギャラリーのいい所だと思っています。

ギャラリーエッセがオープンしてからそんなに時間も経っていない2008年、担当から「今回の展示は見応えがあるよ」と聞いて出かけたのが『花田和治 自選展』でした。


訪れたのは土曜日の夕方で、ちょうど他のお客さまはいらっしゃらず、花田さんとお話させていただきました。
作家の皆さんも、ご自分の作品についての反応や感想を、お客さんと直接話をして聞いてみたいんだなぁ、と感じたことを覚えています。
「地下鉄にて」
そんな、ギャラリーで作家さんと初めてお話をした、思い出話です。
「冬の日I
その後、道立近代美術館で展示があり、お話をしたあの方は、そんなに凄い方だったのか...と知ったのでした。
「三角山の近く」

現在も、道立近代美術館の常設展「北の美術家群像」が開催されており、ポスターを飾るのは花田和治さん作『水辺にて』です。
花田さんの「手稲山」という作品も展示されています。

今週のGALLERY ESSEは「うめ展」を開催中です。
8月7日(火)からは女性作家5名による「いのちのかたち...かもしれない展2018」を開催します。
夏にアートの世界にぜひ触れてみてください!

(総務部  関口)
(花田和治自選展の写真は「北海道美術ネット別館」の梁井様より転載の許可をいただきました。)