2011年10月12日水曜日

江戸時代へタイムスリップ ~馬籠宿~【個人通信】

名古屋から高速で約1時間、岐阜県中津川市にある旧中山道の【馬籠宿】に行って来ました。
歴史に詳しい方はご存知と思いますが・・・
旧中山道は、江戸日本橋を起点とした京都まで132里の道程で、69宿場が設けられています。
木曽路11宿の最南端に位置する馬籠宿は、馬の背のような地形に形成された事でその名前が付いたと言われています。



















坂道の石畳の両側に今でも旧宿場の雰囲気を伝える民家が並んでいて、土産店・飲食店・
民宿等として美しく現存されています。
かつて、たくさんの中山道を急ぐ旅人や大名行列が何度も往来した事でしょう。
いつの間にか、テレビで見た水戸黄門様の気分になって、店先の椅子に腰掛け(おやき)や
(五平餅)を味わいながら、ふと古の街道に思いを馳せるそんな一時・・・


当時から水力発電していたそうです。

水車もありました。


 









馬籠宿は、文豪「島崎藤村」の生まれ故郷で、歴史小説「夜明け前」の舞台として有名との事。
栗の名産地で、ちょうど今が旬。焼き栗などの美味しそうなお菓子が店先に並んで、
香ばしい匂いを振り撒いていました。
残念ながら、紅葉の時期には少し早かったけど、これからの季節は素晴らしい景色が見られると思います。またいつか訪れたい!


                                                 函館支店 林