PM事業部
稲葉 宣明
最近、あるハウスメーカーのTVコマーシャルで「住まいのセキュリティー」売り物としたものがあります。特に女性の一人住まいをされている方には、セキュリティーに関して関心度が高いと思います。
大昔より、自分の生命・財産を守るため、庶民は入り口の戸に心張り棒を掛け、大商人は家(店)の周りに高い塀をめぐらし盗賊(泥棒)から身を守っていました。また、お殿様は自分の家(お城)の周りに掘りを堀、周囲の道は迷路のようにし、門には不寝番を配置し、城壁を築きその上に家を建て住んでいました。
弊社が管理させていただいている集合住宅でも、共用部入り口はオートロック、インターホンはTVモニター付きが多くなっております。オートロックと言っても鍵で開ける、ICタグで開ける又指紋・静脈を読み取り開けるものもあります。このように、共用部には住人しか入ることができません。また、各お部屋の玄関の鍵もコピーが出来ないものが多くなりました。
このような緊急時にどうすることがよりベターなのか、一考する必要があると思います。