2011年5月6日金曜日

小樽のひとよ【個人通信】

会社員生活、何度かの転勤で幾つかの街に住みました。
住めば都とはよく言うものですね。本当にそう感じています。
今までの経験上、私は、一度その街に住むとそのままいつまでも住み続けたくなります。
もちろん人それぞれですが、私の場合はその街から離れがたくなってしまいます。
そんな気持ちが強くなってくると、大体転勤になり次の勤務地へ引っ越さなければならなくなります。

その街の名所や旧跡を好むわけではなく、日々の生活を送る中で馴染んでいくということでしょうか。不器用で炊飯器や包丁を持っていない独り身の私は、夕食の8割は外食という生活を送っています。
美味しい店や雰囲気の良い店には、自然と何度も通うことになり、その内に世間話をしたり、ある時はサービスしてもらったりと、それを重ねていくうちにいつの間にかその街全体が好きになって、住み心地の良い街になっていきますね。

そんな私も小樽に住んで1年が過ぎました。
勝手ながら、すっかり「小樽のひと」になったと思い込み、楽しく過ごしています。

今夜も小樽駅近くの店で軽く一杯飲んで帰る予定です。
一人カウンターの片隅で、重苦しい空気を漂わせながら思案を巡らせている風(→実は何も考えていない)、または、鋭い眼差しで新聞を食入るように睨み付けている(→実は見ているだけで読んでいない・たまに新聞が逆さま)人物を見かけたら、多分それは私です。
一声掛けて下さい。
一緒に飲みましょう!

ちなみに、私はお酒が弱いので先に失礼すると思いますが…。


今夜は鰊のお刺身で軽く一杯

小樽支店 大津