2021年3月17日水曜日

「目標と目的」について【スタッフの個人通信】

 

 


  



    

1 今年の目標は?

 令和3年となり既に2か月余も過ぎましたが、新年を迎えた時などの節目に「目標」を設定することは良くあると思いますし、実際に設定されている方も多いと思います。

 「今年の目標」を立てられた方は、「昨年立てた目標」の成果はどうだったでしょうか 

「〇〇減」「記録」「旅行」「健康」「新たな趣味」等その設定した「目標」と達成度はどうでしたか?

 また、「目標」達成された方は その「目的」は達成したのでしょうか?

「目的」って何?と思われる方も多くいると思いますので、ここで今一度「目的」について考えてみたいと思います。


2 目的とは

 例えば、マラソンが趣味の方が、記録サブスリー(3時間を切る)を目標に掲げ、日々

練習に励み、遂に苦労の末に達成したとしましょう。この場合「目標はサブスリー」ですが、目的は何だったのでしょうか?人によって違いはありますが「走ることの喜び」「体力維持・増進」「生涯の思い出」「生きている証」等人によって違いはありますが、これらの「目的」を得るために「目標」を設定していたはずです。

 また、旅行大好きな方も「旅行に行くことが目的」では無く「生涯の思い出」「人生の充実」「日本(世界)を知る 体感する」「リフレッシュ」等の「目的」のために旅に出るのではないでしょうか。 この様に、目的達成のために目標があるので、ここで自分の立てた目標、あるいは組織の立てた目標、与えられた目標等は一体「何のため」にあるのかを身近な物から再確認する必要があると思います。


3 常に目的を考える

 今年の目標から話は変わり、普段の何気ない行動にも必ず「目的」はあります。何をするにも「目的」があるはずです。あとはそれに気が付くがどうかなのです。

 例えば職務について上司から指示された業務を遂行する時「何だかわけ分からん仕事する」のと「目的を理解して仕事する」のとでは大きな違いがあり、前者は何のために仕事するのか理解できず、いい加減な気持ちや疲労感増大になりかねないし、後者は間違いなく目的達成のために頑張れるでしょう。

 またこれは前職場での実話なのですが 数年に一度の某検査を受検するため関係者は残業続きで検査準備を行なっていた訳ですが ある日「何のために準備をこんな夜遅くまで毎日残業しているのだろうか?」と尋ねたところ「検査で指摘を受けないため」と回答がありました。

 残念ながら検査で指摘を受けないために作業を行なっているわけではありません。その検査の目的は「根拠に基づき、正しく業務が行なわれていたかどうかを点検して、問題があればそれを明らかにし解決して適切な業務に資する」であり、それに対して今までの業務が合規適切であったかを確認し、問題があればその原因を明らかにして報告する作業だったのです。

 この様に「目的」不明なまま仕事すると本当に訳がわからん状態に陥るし無駄な仕事をする事や、最悪隠ぺいとなる可能性もあります。これは本人の目的意識の向上も必要ですが、管理者等上級者の説明不足も原因です。

 事業開始前や会議開始前等全員の認識を統一するための「目的」説明が必要なのです。「目的」さえ理解できれば話は早いということで、我々も現在行なっている自己の仕事の「目的」は何かをよく理解して臨む必要があり、不明な場合は上司や担当者に確認してから行動しなければなりません。 

 もちろん仕事以外の趣味や普段の行動全てに共通する事です。


4 目標の設定

 次に「目標」設定要領ですが、「目標」は可能な限り具体的に設定しましょう。

 物品購入や資格取得等には当てはまりませんが、最良なのは「数値目標」です。なぜなら評価・分析が容易だからです。つまり過去の数値と目標数値、達成数値を見比べると数字で評価でき、その原因も明らかにし易いので次の目標設定や修正が容易なのです。

 時間、回数、件数、達成率(%)等可能な限り数値で目標を設定しましょう。

 逆に抽象的目標設定はやめましょう。「昨年より頑張る」とか「昨年より能力向上」といったものです。これだと「どれだけ頑張るのか」「どれだけ向上」するのか個人の感覚でしか無いため適切な評価できないのです。

 なので、頑張り度や向上効果を数値で表現する必要があります。 上司が部下に与えるも目標も具体的な「数値目標」が望ましいです。

当然組織全体の「目標」があり、その「目的」を根拠として設定しなければなりません。

次に重要なのはその「目標」は「達成可能な目標」でなければ意味はありません。

漠然とした数値や希望的目標では無く、過去の成果や統計その時々の特性を踏まえ数値を設定しましょう。そして、可能であれば月間や期目標といった「中間目標」を設定すれば更に修正や分析が容易にできます。


5 最後に

 私も、過去に何度も仕事上「行き詰まる」「何をしているのか、誰のためにしているのか分からなくなる」事が幾多とありました。(過去の職場ですよ)

また、「目標」が「目的」となり、「目標」達成で終了、満足していた事もありました。そんな時は「目的」が何であるかをもう一度思い起こして、原点に立ち返り臨む様にしています。

皆さんも是非「行き詰まり」を感じたら「目的」は何かを考えてみて下さい

 「目的」が理解できれば頑張れます。


  最後にもう一度考えてみましょう。

  私たちは一体何のために(誰のために)働いているのでしょうか?

 


                                 PM事業部 N