すみません。私、今朝も最後の方の出勤でした。いつもそんなに遅くに起きて来てる訳ではないのですが、いろいろ家事をやっているうちに時間が経ってしまって~(と上目遣いの言い訳…でもカワイくないよ。むしろデコにシワ!)「そのいろいろって何?」って。え~っと、何って名前は特に無い家事で…とちょっと困っていた私に朗報。名前を付けてくれていた人がいました。しかもそれを本にしてくれました。「名もなき家事」(やってもやっても終わらない名もなき家事に名前を付けたらその多さに驚いた。)コピーライター梅田悟司さん著です。
例えば、
・水きりカゴに入っている昨夜洗った食器を水滴の有無を確認しながら所定の位置に戻す家事
→「リ・ポジショニング」
・タッパーのフタと容器を正しく組み合わせる家事 → 「タッパー神経衰弱」
・洗濯カゴに残った片方だけの靴下を前に、もう片方がどこに行ったかあちこち探しまわる家事
→「相方探し」
・冷蔵庫のなかにあるものを確認していたら「ピーピー」という警告音が鳴り始め一度閉めてからまた開けて確認を続ける家事 → 「冷たい警告音」 等々です。
私も調子に乗って考えてみました。
・ゴミを捨てた後のゴミ箱に次のゴミのために袋をかけておく家事
→「どうせ私も捨てられる身の予感」
・窓の結露を雑巾で拭いてその雑巾を洗う家事 → 「怪・深夜水の滴る窓の呪い」
・庭にいつの間にか育ってしまったアメリカオニアザミの花が種になってご近所迷惑になる前に花、或いはなってしまった種(ケサランパサランともいうらしい)を必死でトゲにさされつつ捕まえて、そしてそれがゴミ回収する人にも刺さらないように新聞紙にまるめてゴミ袋に入れてゴミの日に出し、また、根が残っていると来年も育つので根っこまで除草剤で枯らす家事
→「要注意外来生物絶滅運動」
・布団カバーをひっくり返して裏に付いている紐を布団に付いている穴に通して次々にくくりつけていくが、途中で真ん中にもあるタイプと気付き、カバーに潜りこんで布団に付けようとするもクシャクシャになったカバーと布団にはさまれ自分を見失う家事
→「救助要請、布団カバーの海」
ふ~っ、書いてるだけで疲れてきました。でもまだまだありますよ~(考えてないで仕事しろ~)
皆さん、本当に、会社から帰って、何事も無くごはんを食べて、お風呂に入って、整ったお布団で寝られるのは「奇跡」そして名もなき家事をしてくれている誰かのおかげ…なのですよ。
…奥さま達の歓声と拍手が聞こえます。私…。
PM事業部 S