「今は勉強なんて嫌だ嫌だと思っているかもしれないけれど、大人になったある日、自分から勉強したくなる時がきっと来ます。」昔々、仏語の先生が仰いました。
「そんな時が来るかねぇ。自分から勉強だなんて。それよりわたしゃ宿題の無い大人に早くなりたいもんだねぇ。」(そう、この口調はまるでちびまるこちゃん。そしてその心根もまるこに近い私は頬杖ついて、ぼわっと聞いておりました。)
…でも、その勉強したい時が私にもやって来たのでした。
(この後、長くてくだらない文章が続きます。お忙しい方、とばして最後の3行のみお読み下さい。)
それは日頃、語学の達者な方の流暢な外国語を耳にするにつけ「羨ましいな」と思い、又、海外留学の経験者にジェラ、ジェラ、ジェラシーを感じていた時でした。「いいなぁ。私もエーゴ勉強したかったなぁ~。」…いや、待てよ。別に今から学んだっていんじゃね?(ナゼカ若者言葉)
池上彰と学ぶ○○とかTVでもよく大人が学んでるじゃないっスかぁ。(再びしつこく若者言葉)
そこで私はまず「中学高校6年間の英語をこの一冊で復習する」を読んで学んでみることにしました。(池上彰と一緒じゃないけれど。残念ながら…)
読んでみること一回目…うん、そうじゃった。そうじゃった。
…二回目…ほぅ~~。
…三回目…う~ん。なるほど~。
しまった!三回読んでもそのたび感心してしまったということは何も身に付いていないということ…まずいまずい。
次はもっと楽しく学べば身に付くかも…。まずは簡単な子供番組から見てみることに。
『doは恥かしがりやさんなので動詞の後ろに隠れるよぉ。でもdoesはかくれんぼが下手で、はみ出してしまうのさ。それでHe plays baseball と(e)sが出るんだよ。』…なるほど~。
『母音と母音に挟まれたtは嬉しくなって「ラ行に変化するんだぁ。これをtのラララ変化っていうんだよ』そうか、だからみんな「アナと雪の女王」の歌を「レリゴー♪レリゴー♪」って歌うのね。…うん、楽しくなってきた。何より出演者のジュン君がカワイイ!(その後、彼は大活躍。今じゃTV、映画にと、ひっぱりだこ。私が彼を見つけました。いえ私が育てました!はっ、ちょっと言い過ぎました。ガンバレ、今も大好き!志尊淳くん!)
そして最近「ラジオ英会話」が良いよ。後でストリーミングすれば、わざわざその放送時間にラジオの前に居なくていいんだよ。と教えて頂き、大それたことに基礎英語1も2もとばして「ラジオ英会話」を聞くことに。(0から聞けよぉ)
始まりました。……「チャンチャン・チャチャ・チャチャン♪(テーマ曲)」Grammar in action!!
『次の日本語を英訳しましょう。あの絵を見てご覧(ラジオ)』「えーと、ルックアットザ、ピ、ピクチャー(私)」『私達のおすすめはこれです(ラジオ)』「テンポ早いな。アワ、アワレコメンド~…(私)」『Look at the painting(ラジオ)』
「はっ!《私達のお奨めはこれです》は問題じゃなかったのね。英文にしなくてもよかったのね。」と、いきなりとんちんかんな私でした。
又、最近では本屋さんでも英語関連の本が気になります。この前はこんな本も見つけました。イラスト付きの面白本で「日本人のかんちがい英語」です。例えば、
①「お名前は」と聞きたくて「what’s your name?」と言うと
→(上から目線で)「お前の名はなんだ?」と聞こえ、
②スペルが聞きたくて「What’s the spell?」と言うと
→「呪文はなんだ?」(魔法使いかっ)
③「どうしたの?」と聞きたくて「What’s your problem?」で
→「何か文句あるのか、ワレ」って感じになるそうです。
優秀な皆さんはもうお分かりかと。正しくは①「May I have your name?」
②「How do you spell it?」③「What’s wrong?」「What’s happened?」などだそうです。
でも良いのです。焦ることはありませんでした。
そうです。「おばばにゃ学校も~♪試験もな~んにもなぁい♪」のですから。(ゲゲゲの鬼太郎の曲で。できれば新しい氷川きよしバージョンで歌って下さい。)
…気楽に勉強、楽しいですよ!先生。(でもおフランス語じゃなくてゴメンナサイ。)
ビリギャルならぬババギャル、Sでした。