そんな光景を見ながら、海外からの観光客にとって札幌市中心部の観光スポットが何処なのか考えて
みました。
ネット検索してどこが紹介されているか見てみると、時計台・テレビ塔・北海道神宮・大倉山ジャンプ台・
藻岩山・白い恋人パーク・北海道大学・羊ヶ丘展望台などが紹介されていてこれらは定番と
なっています。
ただ、中心部で歩いて行けるところは限られていて移動するにもけっこう時間もかかります。
そんなことを考えながら、昨年訪れた「北海道開拓の村」のことを思い出しました。
それまで詳しく知らなかったとはいえ、その規模と内容にはちょっと驚きました。
明治時代の木造建築もあり、その歴史を感じることができるのは勿論なのですが、
黄色が鮮やかな旧札幌停車場、白を基調に緑色が縁取りとなってアクセントになっている旧開拓使札幌本庁舎など、考えていたよりも、とてもカラフルなのです。
その上短時間では回りきれない規模です。
歩き疲れてボリューム満点の「屯田兵定食」を食べながら、これら歴史建築物がここではなく札幌市中心部の歩いて30分以内に配置されていれば、観光スポットとして色々な活用方法があるのに・・・ちょっと勿体ないなと感じたことを思い出しました。
「古いものを活かす」ことは簡単なことではないのですね。
それにしても明治大正時代の建築物には存在感がありますね。
(総務部 伊藤)