水廻りの隅がカビで黒くなってしまった・・・・。
などという経験をお持ちの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、その中でも特にカビやすい箇所であるコーキング部分の補修についてご説明します。
コーキングとは一言で言えば補填剤として多様に利用されている大変便利な素材です。
お部屋の水廻りから、壁の隅、外壁、屋根等本当にさまざまな箇所で使用されています。
道具も安価に用意でき、しっかり手順を踏めば誰にでも綺麗に仕上げることができます。
(※具材の種類や場所によってはちゃんと業者に依頼しましょう!)
☆用意するもの
・コーキング(耐水性) ※壁の隅に使われているものとは違います。
・コーキングガン・・・・コーキングを打ち出す道具です。
・マスキングテープ・・・ラインを整えるための養生テープです。
・ヘラ・・・・・・・・・・・・・・・コーキングを均すための道具です。指やスプーンでもOKです。
どれもホームセンターで数百円で購入できるものです。
☆手順その1
問題箇所のコーキングを剥がします。
カッターで十分綺麗に剥がれます。(剥がし用のプラスチックの道具も売っています。)
カッターで両サイドに刃を入れてスーっと流すとペロンと剥がれてきます。
もともと乾くとゴムのようになるのでヒモのように剥がれます。
☆手順その2
養生します。この養生が仕上がりを決めるのでまっすぐ均等に貼りましょう
ほんの少し(2mm前後)離して貼ると仕上げやすくなると思います。
☆手順その3
いざコーキング打ちです。
コーキングガンの引き金を一回引くたびに少しずつ中身が押し出される仕組みなので
ゆっくり押し出しながら養生した上をなぞってください。
ちゃんと養生してるので、遠慮なくかつゆっくりいきましょう。
☆手順その4
打ち終わったらコーキングを均します。
用意したヘラを使って余分なコーキングを水切りのように除去してください。
ヘラが無ければ指でも大丈夫です。
私は指のほうが細かいところまで届くので普段は指派です。
☆手順その5
コーキングを均し終えたら養生テープを剥がしましょう。
そうすれば綺麗なラインのコーキングができあがります。
後は乾くのを待てば、カビだらけだったものが綺麗な白いラインへ生まれ変わります。
キッチンや洗面所、浴室などが主な対象になってくると思います。
壁紙クロスの隅に付いているものはまた別の物になりますので注意してください。
水廻りのコーキングは面ではなく線で捉えるため、特に養生する際は綺麗なラインを
作るように意識しておけば、誰でも簡単にカビを根こそぎ除去できるはずです。
カビが気になる方は是非一度お試しください。
函館支店:小澤