ここ数年は物価上昇やインバウンドの増加によって、
なかなか旅行に行くのも勇気のいる世の中となりました。
そんな中ではありますが、
これからブログでは
『行って良かった旅行先シリーズ』をお届けしようと思います。
今回は記念すべき第1回目です。
今回は北海道の利尻・礼文です。
皆さんどこら辺にあるかわかりますか?
北海道民でも、利尻礼文に行ったことのある人は
なかなかレアだと思います。
行き方は札幌から車で約6時間北上し、稚内へ。
そこからフェリーに乗り換え波に揺られて約1時間半。
中心に立派な利尻山がたたずむ離島「利尻島」に到着です。
円形の利尻島は1周約60kmで車で1時間で周れてしまうほどのサイズです。
夏はサイクリング・ツーリング・登山客が多く訪れるとのことで、
島内にはサイクリングロードも整備されています。
利尻で最も有名なのは利尻山。
別名利尻富士と呼ばれるこの山ですが、
皆さん見覚えはないでしょうか?
画角は違いますが、
誰もが知っているこちらの商品パッケージに採用されています。
※石屋製菓HPより参照
利尻への移動手段はフェリーがメジャーですが、
おすすめは利尻ー丘珠の飛行機です。
利尻富士の横をかすめて、札幌へ向かい、上から見る利尻富士を見れるのは、
基本的に飛行機で移動する以外ないので、みんなにお勧めしています。
利尻島からさらに北に船で1時間の位置にあるのが礼文島です。
礼文島は縦長のクワガタのような形をした島で、
左側は断崖絶壁となっており、車で島内1周することが出来ない島です。
名物はウニ・利尻昆布・法華です。
また、礼文は緯度が高い為、島内のいたるところに高山植物が咲いています。
礼文島でしか咲かないレブンアツモリ草やうすゆき草(エーデルワイス)など
山に登らないとみることのできない花が道路の道端などに咲いていることから、
トレッキングなどで訪れる方も多くいるとのことです。
おすすめスポットは
①スコトン岬
礼文島最北端の岬。270°くらい海に囲まれており、
水平線には以前大韓航空が墜落した島モネロン島が見えることもあるとのこと。
また、西には夕日が沈むため、空の色が表現できない美しい景色を見ることが出来ます。
夜には明かりが少ないので、星空を眺めるのも良いです!
(すべて天候次第なので、運です。)
②桃台猫台
そう思ってみれば、見えなくもない岩が見える展望台。
桃に見える岩と、猫に見える岩がある。
それ自体は、そうなんだ。。。という感じではありますが、
断崖絶壁の岩壁がたたずんでおり、その壮大さに感動を覚えます。
また、ここも夜になると明かりが少なく、星空がきれいに見れます。
※猫岩は写真撮ってませんでした。気になる方は検索してみてください。
③礼文空港
現在は閉鎖されている空港。
かつては運航していたようですが、強風の吹く礼文では欠航が多く、閉鎖となったようです。
復活のうわさもあるようですが、、、、
ここは完全に星空がおすすめです。
少し高台にあるのと、町側に山があり、明かりをシャットアウトしてくれるので、
本当にきれいな夜空を眺めることが出来ます。
※写真では良さが伝わらないので、現地で体験してみてください。
④廃棄物処理場近くの坂
ここは裏道に入るところなので、なかなかマイナーなスポットですが、
個人的には利尻富士が1番美しく見えるポイントだと思っています。
気になる方は、どの辺かお尋ねください。
⑤澄海岬
スカイ岬はその名の通り、澄んだ海が特徴です。
積丹ブルーが有名ですが、それに匹敵するほどの透明度、青さを誇ります。
ドクターコトーの主題歌である中島みゆきさんの
「銀の龍の背に乗って」のMVロケ地にもなっています。
※あのドラマは沖縄の離島が題材のドラマなのに、
MVは北海道の中でも最北の地でとっているというのが、豆知識でした。。。
おすすめグルメ
①ウニ(バフン・ムラサキ)
日本1のウニと名高い礼文島のウニですが、
最高級昆布である利尻昆布を餌として育っており、
縦長の礼文島の周りの海流は激しく、
人と同じで、冷たく・激しい環境で育った昆布はたくましく育つため、
それを食べている礼文のウニも必然とおいしいウニになるとのこと。
(ウニは浅瀬にもいますが、雑食なので、テトラなども食べるため、
身が入っていなかったり、味がしなかったりして、あまりお勧めはできません。)
かく言う私は、ウニは得意ではありません。。。
②ほっけのちゃんちゃん焼き
絶対に食べてほしい逸品。これを食べずに礼文を語れない。
このために、私は礼文に行ったといっても過言ではありません。
ちゃんちゃん焼きは北海道の郷土料理ですが、基本は鮭です。
ですが、礼文では「ホッケ」なのです。
礼文のホッケはブランドがたつほど脂乗りが良く、
ホッケ単品としてもおいしいのですが、
礼文島内の千鳥という店のちゃんちゃん焼きが本当におすすめです。
ほっけのちゃんちゃん焼き発祥の店(ほんとかどうかはわかりません)とのこと。
目の前のテーブルの炭火で焼くと、しっぽのほうから白くなっていき、焼けていきます。
白くなった部分に味噌を混ぜ込み、食べていく。
誰もが感動するくらいのおいしさがあります。
上手に焼けたら、皮まで食べられますが、難易度高めです。
夏の間は某ネズミのテーマパークより並びますので、ご注意ください。
利尻礼文の魅力の一部ではありますが、ご紹介いたしました。
目にする多くの物・ことが感動的であり、
心が浄化される空間でした。
日々人ごみの中で生活していると忘れかけている
なかなか行く機会はないと思いますが、
フェリー欠航により、帰ってこれない可能性もありますが、
本当におすすめの観光地ですので、いつか訪れてみてください。