2018年10月31日水曜日

サラーリンマン川柳あれこれ【スタッフの個人通信】


毎年5月ころに第一生命より発表されるサラリーマン川柳を楽しみにしています。
サラリーマン川柳は1985年(昭和61年)に第一生命の社内広報誌の企画として募集開始され、1988年(昭和63年)から一般公募が始まり、以降毎年募集選考し発表されて今年で31回目になります。
サラリーマンの職場や家庭、家族の日常を詠んだ川柳はうちの職場も同じとか、こういう上司や部下がいるなとか家庭での妻とのやりとり等が悲喜こもごもの様子がとても面白く、思わずニヤリとしますね。

それでは歴代弟1位の作品の中から私が共感した作品をジャンル別に分けて紹介します。

1.職場編
「空気読め!!」 それより部下の  気持ち読め (第21回 H20年)

「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません」 (第17回 H16年)

「宝くじ あたれば辞める」が 合言葉      (第25回 H24年)

コストダウン さけぶあんたが コスト高    (第12回 H11年)

「早くやれ」 そう言うことは 早く言え     (第10回 H9年)

「マジですか」 上司に使う 丁寧語       (番 外)

皆さんも思いあたることはありませんか?これらを詠んだ方の気持ちがよくわかりますね。

2.夫婦編
  いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦      (第26回 H25年)

  昼食は 妻ガセレブで  俺セルフ       (第19回 H18年)

  いい家内 10年経ったら おっ家内      (第6回  H5年)

  タバコより 体に悪い 妻のグチ        (第16回 H15年)

  プロポーズ あの日にかえって ことわりたい   (第13回 H12年)

  何事も 妻ファーストで うまくいく       (番 外)

夫婦の形は千差万別ですが我が家にぴったり当てはまる川柳がこの中にいくつかありますがどれかは言いませんが。

3.健康編
   スポーツジム 車で行って チャリをこぐ     (第31回 H30年)

   皮下脂肪  資源にできれば ノーベル賞     (第28回 H28年)

   やせてやる!! コレ食べてから やせてやる   (第8回  H7年)

健康ブームですが努力してもなかなか結果がでないのがダイエットですね?

4.高齢化編
 ひさしぶり~ 名がでないまま じゃまたね~   (第24回 H23年)

   脳年齢 年金すでに もらえます         (第20回 H19年)

   デジカメの エサはなんだと 孫に聞く      (第15回 H14年)

   減る記憶 それでも増える パスワード      (番 外)

   ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く       (番 外)

 私も顔はわかるのに名前が出てこないことがしょっちゅうあります。急速に進むIT化にも高齢者はなかなかついていけない状況もよくわかりますね。


どうでしたでしょうか時世をうまく詠んだ作品が多いと思いませんか。
まだまだたくさんの川柳がありますが書ききれませんのでここまでとします。
来年はどんな作品が入選するのやら。

出口