2015年9月17日木曜日

100kmウルトラマラソンの思い出【個人通信】

2015年の北海道マラソンも終了し、秋の気配が深まり行く今日この頃ですが、今回は、私が以前参加した100Kmウルトラマラソンについて、お話したいと思います。

現在はもうなくなりましたが、大会名は、「北海道くりやま100Kmウルトラ遠足(とおあし)」というものです。最初は、100Kmなんてとても無理々々と思っていましたが、当時の職場の仲間たちが話題にするので、だんだんと興味がわいてきて、最終的には、みんなで走ればこわくない。の乗りで職場の仲間たちと一緒に走ることになりました。 

くりやま100kmウルトラ遠足 コース

 
 練習は、7分/kmぐらいのゆっくりしたペースを維持して長く走れるようにトレーニングしました。

 もともと、この年は4時間制限があった北海道マラソンに参加するつもりで、5月に洞爺湖のフル、6月に千歳のハーフを走っていたので、その練習の一環として7月にこの大会に参加ということにしたものでした。

大会は、2007年7月7日朝5時発走、会場は栗山町周辺の山有り坂有りのけっこうアップダウンに富んだコースでした。

制限時間は16時間で参加者(出走者)は約270人中、完走者は約180人というきびしいものでした。

 大会前日には、前夜祭があって、飲み物、食べ物はたくさんあり、またメロンの早食い競争などもあって100Km走る前夜とは思えないほど盛り上がっていました。

さて当日は、朝5時に役場前をスタートして、駅前を通り、踏切を渡って線路沿いに田んぼの見える視界の開けたコースから走り出しました。はじめからゆっくりしたペースで、一緒に走っているものとおしゃべりできるぐらいでした。

この大会は、5Km毎にエイドステーションがあって、うどん・そば・果物類などの食べ物や飲み物が豊富に用意されていて、また、その合間々々に町のボランティアの方々がいろいろなものを提供してくださっていて、それがまた、走っている間の楽しみでもありました。

前半は、町の東側の山坂コース、後半は町の西側のほぼ平坦なコースで、終盤にアップダウンがあり、最後はまた駅前通りに帰ってきて役場前がゴールというものでした。途中、中間点の50Kmで昼食休憩を取って着替えをして後半に備えることが出来ました。

このコースでは、60~70Kmあたりが一番きつく感じるところで、ほとんど歩いているのと変わらないぐらいのスピードのところもありました。

それでも、80Kmを過ぎるあたりで残り時間が3時間となったので、あとはハーフマラソンのつもりでがんばってゴールまでノンストップで走りきりました。記録は15時間31分58秒でした。走った後は、近くの温泉に入って体を休めることができ、このときの充実感は最高でした。

100km完走!



しかし、大会2週間後ぐらいに機会があり献血したのですが、複数の項目で標準値が2桁のところが3桁になっていて輸血不適になったのはショックで、体へのダメージが大変大きいものだと認識したところです。


これからも、体をいたわりながら走ることを続けていきたいと思っています。

(by PM事業部 小山)