伊勢神宮、皆さんは行った事がありますか?
「お伊勢さん」の呼び名で親しまれ、一度は耳にした事がありますよね。
私達のご先祖の代表である祖先神様「天照大御神」を、約2千年前からお祀りしている伊勢神宮は、内宮・外宮、他125のお社から成り立っています。
昨年、伊勢神宮へ行ってみたい!と思い立ち、初めて行って来ました。
全く下調べをしないで行ったので、現地ボランティアの方にガイドをお願いして、色々と教えてもらいながら、外宮と内宮をゆっくりお参りしてきました。
正式なお参りは、午前中に外宮、午後から内宮へ、参拝の作法は、二拝二拍手一拝で・・・
堅苦しい作法はあまり考えず、のんびりと散策するだけでも楽しいもの、あの有名な「赤福」もここで食べると絶品!旅の疲れが癒されます。
広大な敷地は緑が多くて、空気が美味しく感じられたのは、気のせいではないと思います。
何となく神々しいというか、とても厳かな雰囲気のある場所に感じました。
今回、伊勢神宮を紹介したのは、今年が「第62回式年遷宮」という記念すべき年に当るからです。
「式年遷宮」、ご存知ですか?
簡単に言えば、20年に一度、新しい神殿を造営し、神様の調度品など全てを新調して、大御神様に新しい神殿へのお遷りを願う儀式です。全てを清らかに改める事で、国も人も共に若返えらせる・・・その伝統は1300年も続き、技術の保存継承にも大きな役割を担っているそうです。
昨年行った時は、古い神殿の隣にすでに新しい神殿が建っていましたが、残念ながらまだお披露目されていなかったので、見る事が出来ませんでした。
毎年10月に行われる「神嘗祭」は、その年の清らかな新穀を大御神に奉り、限りない御神恩に感謝を捧げる儀式ですが、今年は20年に一度の「大神嘗祭」が行われる記念の年なのです。
そんな訳で、去年お目に掛かれなかった新しい神殿を見に、今年もご朱印帳を持って「お伊勢さんへおかげ参り」して来ようかなぁ~
函館支店 林