2025年8月28日木曜日

『行って良かった旅行先シリーズ』はじめます。【スタッフの個人通信】

 ここ数年は物価上昇やインバウンドの増加によって、

なかなか旅行に行くのも勇気のいる世の中となりました。


そんな中ではありますが、

これからブログでは

行って良かった旅行先シリーズ』をお届けしようと思います。

今回は記念すべき第1回目です。


今回は北海道の利尻・礼文です。


皆さんどこら辺にあるかわかりますか?

北海道民でも、利尻礼文に行ったことのある人は

なかなかレアだと思います。





行き方は札幌から車で約6時間北上し、稚内へ。

そこからフェリーに乗り換え波に揺られて約1時間半。

中心に立派な利尻山がたたずむ離島「利尻島」に到着です。


ハートランドフェリー



円形の利尻島は1周約60kmで車で1時間で周れてしまうほどのサイズです。

夏はサイクリング・ツーリング・登山客が多く訪れるとのことで、

島内にはサイクリングロードも整備されています。


利尻山



利尻で最も有名なのは利尻山。

別名利尻富士と呼ばれるこの山ですが、

皆さん見覚えはないでしょうか?

画角は違いますが、

誰もが知っているこちらの商品パッケージに採用されています。

※石屋製菓HPより参照                                          




利尻への移動手段はフェリーがメジャーですが、

おすすめは利尻ー丘珠の飛行機です。

利尻富士の横をかすめて、札幌へ向かい、上から見る利尻富士を見れるのは、

基本的に飛行機で移動する以外ないので、みんなにお勧めしています。


利尻空港




利尻島からさらに北に船で1時間の位置にあるのが礼文島です。

礼文島は縦長のクワガタのような形をした島で、

左側は断崖絶壁となっており、車で島内1周することが出来ない島です。





名物はウニ・利尻昆布・法華です。

また、礼文は緯度が高い為、島内のいたるところに高山植物が咲いています。

礼文島でしか咲かないレブンアツモリ草やうすゆき草(エーデルワイス)など

山に登らないとみることのできない花が道路の道端などに咲いていることから、

トレッキングなどで訪れる方も多くいるとのことです。




レブンアツモリ草





おすすめスポットは

①スコトン岬

 礼文島最北端の岬。270°くらい海に囲まれており、

 水平線には以前大韓航空が墜落した島モネロン島が見えることもあるとのこと。

 また、西には夕日が沈むため、空の色が表現できない美しい景色を見ることが出来ます。

 夜には明かりが少ないので、星空を眺めるのも良いです! 

 (すべて天候次第なので、運です。)




スコトン岬(トド島が見える)


スコトン岬の先端の地
※最北限とは、GPSが普及し正確に測ったところ、
宗谷岬のほうが北にあったため、
限りなく最北に近い地という意味
(諸説あります。)



②桃台猫台

 そう思ってみれば、見えなくもない岩が見える展望台。

 桃に見える岩と、猫に見える岩がある。

 それ自体は、そうなんだ。。。という感じではありますが、

 断崖絶壁の岩壁がたたずんでおり、その壮大さに感動を覚えます。

 また、ここも夜になると明かりが少なく、星空がきれいに見れます。

  ※猫岩は写真撮ってませんでした。気になる方は検索してみてください。


桃台猫台からみた桃岩





③礼文空港

 現在は閉鎖されている空港。

 かつては運航していたようですが、強風の吹く礼文では欠航が多く、閉鎖となったようです。

 復活のうわさもあるようですが、、、、

 ここは完全に星空がおすすめです。

 少し高台にあるのと、町側に山があり、明かりをシャットアウトしてくれるので、

 本当にきれいな夜空を眺めることが出来ます。

   ※写真では良さが伝わらないので、現地で体験してみてください。



④廃棄物処理場近くの坂

 ここは裏道に入るところなので、なかなかマイナーなスポットですが、

 個人的には利尻富士が1番美しく見えるポイントだと思っています。

 気になる方は、どの辺かお尋ねください。


⑤澄海岬

 スカイ岬はその名の通り、澄んだ海が特徴です。

 積丹ブルーが有名ですが、それに匹敵するほどの透明度、青さを誇ります。

 ドクターコトーの主題歌である中島みゆきさんの

 「銀の龍の背に乗って」のMVロケ地にもなっています。

  ※あのドラマは沖縄の離島が題材のドラマなのに、

   MVは北海道の中でも最北の地でとっているというのが、豆知識でした。。。


スカイ岬



おすすめグルメ

①ウニ(バフン・ムラサキ)

 日本1のウニと名高い礼文島のウニですが、

 最高級昆布である利尻昆布を餌として育っており、

 縦長の礼文島の周りの海流は激しく、

 人と同じで、冷たく・激しい環境で育った昆布はたくましく育つため、

 それを食べている礼文のウニも必然とおいしいウニになるとのこと。

 (ウニは浅瀬にもいますが、雑食なので、テトラなども食べるため、

  身が入っていなかったり、味がしなかったりして、あまりお勧めはできません。)

 かく言う私は、ウニは得意ではありません。。。



②ほっけのちゃんちゃん焼き

 絶対に食べてほしい逸品。これを食べずに礼文を語れない。

 このために、私は礼文に行ったといっても過言ではありません。

 ちゃんちゃん焼きは北海道の郷土料理ですが、基本は鮭です。

 ですが、礼文では「ホッケ」なのです。

 礼文のホッケはブランドがたつほど脂乗りが良く、

 ホッケ単品としてもおいしいのですが、

 礼文島内の千鳥という店のちゃんちゃん焼きが本当におすすめです。

 ほっけのちゃんちゃん焼き発祥の店(ほんとかどうかはわかりません)とのこと。

 目の前のテーブルの炭火で焼くと、しっぽのほうから白くなっていき、焼けていきます。

 白くなった部分に味噌を混ぜ込み、食べていく。

 誰もが感動するくらいのおいしさがあります。

 上手に焼けたら、皮まで食べられますが、難易度高めです。

 夏の間は某ネズミのテーマパークより並びますので、ご注意ください。


ほっけのちゃんちゃん焼き



利尻礼文の魅力の一部ではありますが、ご紹介いたしました。

目にする多くの物・ことが感動的であり、

心が浄化される空間でした。

日々人ごみの中で生活していると忘れかけている

ゆとり、心の余裕を充電してくれる時間でした。


浜中の海岸線からスコトン岬側を撮影

桃岩展望台からの眺め

スコトン岬からの夕焼け


なかなか行く機会はないと思いますが、

フェリー欠航により、帰ってこれない可能性もありますが、

本当におすすめの観光地ですので、いつか訪れてみてください。 


礼文島のマスコット あつもん(コロナ禍マスクver.)






PM事業部 S




2025年8月6日水曜日

私のストレス解消法 (涙活のススメ)  【スタッフの個人通信】

唐突ですが、あなたはどんな方法でストレス解消していますか?

私は普段からなるべくストレスをためないように努力していますが、仕事で行き詰った時など、知らず知らずのうちにストレスがたまっている時があります。

そんな時は

① 運動して汗をかく

② 好きなワインを飲んで、美味しい物を食べる

③ 思いっ切り買物する

いろんな方法でストレス発散していますが、

「絶対に泣ける映画を見て涙を流す!」

私的にはこれが一番スッキリするような気がします。

例えば、失恋した後に思いっ切り泣いたらスッキリした、そんな経験ありませんか?

調べてみたら「意識的に涙を流すこと」=「涙活(るいかつ)」と最近は呼ぶそうです。

私には、何度見ても結末がわかっていても、絶対に号泣してしまう映画があります。

特に映画好きって訳ではないので、人より見ている作品は少ないと思いますが、今でも忘れられない印象に残っている映画があります。

その中のお気に入りの映画5つを勝手に紹介したいと思います(順番は無関係)

①レオン(1994年フランス・アメリカ)

          

一時期ブームになったので見た人は多いかも知れません。

プロの殺し屋レオン(ジャン・レノ)と孤独な少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)が運命的に出会い同居する物語。

仕事の反面、小さな植物を育てる心優しいレオン。心が通じ合った2人ですが、最後には悲しい結末が待っています。

デーマ曲はスティングの「Shape of My Heart」

聞いたら知ってると思う人もいるはず。ラストシーンで流れるこの曲が悲しみをさらに助長させます。

②手紙(2006年日本)

原作は直木賞作家の東野東吾さん。

親のいない兄弟(兄:玉山鉄二、弟:山田孝之)2人。弟の為と思って兄は事件を起こし、刑務所に服役する事になります。この事件をきっかけに弟は兄を遠ざけるようになりますが、血の繋がり・絆は強いもの。

題名にもなっている「手紙」がキーワードです。

加害者家族に焦点を当てた重い内容ですが、それぞれ葛藤を抱えながら強く生きていく姿など、いろいろ考えさせられる作品です。

③火垂るの墓(1988年日本)


スタジオジブリのアニメ。何度もTV放送されているので見た人がいると思います。

戦争末期から戦後の混乱期、空襲で母を亡くした兄(清太)と妹(節子)。

戦争という残酷な現実に幼い兄妹は追い詰められながらも懸命に生きる姿を描いた物語。

兄が妹の為に生きる姿、何度見ても切なくて悲しくて胸が締め付けられる気がします。

しばらく地上波で放送されていませんでしたが、戦後80年にあたる今月(8月)TV放送される予定があるそうです。

④ライフ・イズ・ビューティフル(1997年イタリア)


日本語訳で「人生は美しい」という意味です。

第二次世界大戦のユダヤ系イタリア人親子が強制収容所に送られてしまいます。この家族が待ち受ける悲しい運命。

どんな時もユーモアを忘れない父親は愛する息子を恐怖から守るため、明るく陽気な振る舞いで悲しい嘘をつき続けます。

今世界中で起きている悲惨な戦争について、あらためて考えさせられる不朽の名作だと思います。

⑤さらば、わが愛、覇王別姫(1993年香港)

京劇の養成所で運命的に出会った2人の俳優。お互いに支え合い厳しい稽古に耐えながら、人気の演目「覇王別姫」を演じるスターに成長します。

2人の波乱万丈に満ちた愛憎と人生を描いた、誰にも救いがなく胸が締めつけられるような作品です。主演の1人である「レスリー・チャン」は残念ながら亡くなってしまいました。

その妖艶な姿は美しくとても魅力的、他の作品も観たくなるような素敵な俳優さんです。

余談ですが、現在公開されている「国宝」(吉沢亮、横浜流星のW主演)の映画監督(李相日)は、学生時代に観たこの映画に衝撃を受けて、いつかこんな映画を撮りたいと思っていたそうです。


これ以上、詳しくあらすじを書いてしまうとネタバレになるので、このくらいにしておきます。最近は映画館に行かなくてもビデオレンタルしなくても、様々な方法で気軽に映画を視聴できる便利な時代になりましたね。


暑い夏、あなたも涙活してスッキリしませんか?

                                 PM事業部 林

2025年7月23日水曜日

とにかく暑い夏・・・からのエッセのご近所さんのお話【スタッフの個人通信】


 暑い、暑い、とにかく暑い、暑すぎでしょ!

と文句を言いたくなる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

本日も北海道の各所で、「熱中症警戒アラート」が発令されています。

どうか、無理をせず、こまめな水分補給と涼を求めるなどして、

くれぐれもお気を付けください!


私は、今朝、この歳になって初めて「日傘」なるものを使ってみました。

誰も気にしていないのでしょうが、何だか見られているような、いないような(笑)

つい先日も、30℃を超える炎天下の河川敷をハーフマラソン、約21キロ走ったばかりで、

真っ黒に日焼けしているのに、今更って感じですけど・・・

初めてのことで新鮮でした。これからは使ってみようかな。


暑いといえば、まずは気温を思い浮かべますが、

さらに湿度を加えた「不快指数」なる指標もよく聞かれると思います。

不快指数を調べてみると、温度と湿度からなるある計算式で算出されるんですね。

ちなみに、本日の札幌市の最高気温は35℃予報、お昼頃の湿度を45%と想定しますと、

不快指数は84となります。かなり、不快に感じるレベルです。

ネット検索しますと、

かの芥川龍之介が亡くなったのが、

今から約100年前(1927年)の7月24日早朝のことのようで、

前日の不快指数が「86」くらいだったそうです。

前日の不快指数が高いなかで、

「ぼんやりした不安」が大きくなったのかもしれません・・・と出ていました。

今年は、芥川賞も直木賞も受賞者なしとなりましたが、

この暑さで筆休みしている作家さんも増えているとかいないとか・・・。

 

そんな猛暑を乗り切るために、

本日、エッセは、隣にあるホテル「ポールスター札幌」で、

https://www.polestar-sapporo.com/

仕事終わりに、「暑気払い」を予定しています。

ビールを一杯、いえ、いっぱい飲みますよ~、

でもあまり飲みすぎてもいけませんから、ほどほどに楽しむことにします(笑)

 

ちなみに、私、特別な日には、自宅でお気に入りのグラスでビールを飲みます。

そのグラスとは、陶芸家の友人から購入したグラス(といっても陶器、しかも白磁)です。


本当に、他のグラスで飲むよりも、断然美味しいんです!ホントに(笑)

素材のお陰か、とってもクリーミーな泡立ちとなり、マイルドで優しいビールになるんです。

キレとか、尖がっているビールがお好みの方には少し合わないかもしれませんが・・・。

 

その友人の個展、「北川智浩 作陶展」が、

ちょうど昨日(2025.7.22)から札幌三越の本館9階 三越ギャラリーで開催中です。









7月28日月曜日までですので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください。

入場は無料ですし、見るだけでも心癒される気がします。

以前、弊社が運営している札幌駅北口にある

GALLARY ESSE(ギャラリー エッセ)」

(ル・ノール北91階:札幌市北区北9条西3丁目9-1

https://esse.co.jp/gallery/exhibition_schedule.html

でも個展を開いたことがあるんですよ~

 

 

そんなギャラリーでは、ほぼ毎週、絵画、写真、お花や造形物など、

様々なアート作品を展示、個展活動している

多くの作家さんなどに利用いただいています。

ぜひ、お近くにお越しの際は、入場無料ですので、お気軽にお立ち寄りください。

また、「ミニギャラリー」の運営もしておりまして、

こちらは、比較的長い期間利用していただき、販売なども行っております。

今会期中なのは、會田千夏さんの「星の子ども」です。

会期は、2025年7月1日~8月2日土曜日までとなっております。

 

 

ところで、エッセの会社の周りには素敵なところがたくさんありますので、

いくつかご紹介しますね。

一つは、もうすぐリニューアルオープンする、

「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」です。





https://www.hokkaido-redbrick.jp/

「令和7年7月25日、ふたたび、輝く。」



エッセの目の前にありまして、今からオープンが楽しみです!

今回は、レストラン「HOUSE.H」/ショップ「赤れんがショップ」がオープン!

そして、

725()27()赤れんが庁舎の再開館を記念した

イベントを開催します!」と告知されてました。

 

みなさん、久しぶりに足を運んでみてはいかがですか?

 

 

そして、エッセが入居しているビル「北4条ビル」の地階には、

知る人ぞ知る「純喫茶オリンピア



があります。

何を隠そう、このお店は、

SINCE 1964

そう、オリンピックはオリンピックでも、札幌オリンピックのことではありません、

1964年の東京オリンピックの年に開店した名店です。

近年、ワカモノが出入りしておりますゆえ、少し足が遠くなっておりますが・・・(笑)

どこか懐かしい雰囲気をお楽しみアレ!

 

 

そして最後に、ここ数年、はまりにはまっているのが、

これまたエッセのご近所、東隣にあるビル、「毎日札幌会館」の6階に鎮座する、

日本棋院北海道本部 での 

YORU囲碁(夜の囲碁教室)です。



http://kiin-hokkaido.jp/?page_id=25

囲碁の教室などは、一般的には昼間に行われていることが多いのですが、

数年前より、

月に23回ほど、水曜日の夜6時半から8時半までの間で、IGO教室が開かれているのです。

しかも、私の勤める会社のお隣さん!

以前から興味があった「白と黒の魅惑の世界」へ誘われてしまいました。

将棋とはまったく異なる世界。

あえて例えるなら、地球と宇宙くらい違うような違わないような(笑)

子どものころよく将棋をしていたので、将棋も好きですが、囲碁は全くの別物、

19×19路盤と広いこともあり、自由さが半端ない感じ。

生涯続けることができる楽しみもありますね~

「五十の手習い」とはよく言ったものですね~

まだ、他にもやりたいことがいっぱいあるのですが、

しばらくは、趣味のマラソンを続けながら、囲碁にはまってみようと思います。

 

今年は、昭和100年、そして人生100年時代と言われます。

実際にいつまで生きているのかわかりませんし、

そんなに長生きするつもりは今のところありませんが、

少しでもやりたいこと、やっておくべきことをやれるようにしたいですね~

あと数か月で母親が迎えられなかった年齢に達します。

そんな年齢で急死した母は同じ年頃に何を想っていたのかな~?

なんて思いにふけながら外を歩いていると、

日傘の脇から青空を見上げると、

眩しい日差しが降り注ぐその先に、ギラギラした太陽が・・・暑い(-_-😉

 

そういえば、エッセもまた、

子会社の株式会社ティ・エイ・シー・ティ 

改め、株式会社TACTが、

来年1月で創立100年という切りのいい数字を迎えます。

その次の、エッセ100年に向けて

どうか、これからも末永くお付き合いくださいませ。





 

他愛のないお話に、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。


S部 Nの叫び