2019年1月9日水曜日

不器用ですから。【スタッフの個人通信】


みなさんこんにちは。
釧路に来てもうすぐ4年。釧路支店の村田です。

寒い日が続いておりますが、今のところ雪が少ない釧路です。


31.1.18 釧路北大通
31.1.21 昨晩一降りしましたが4~5cm程度でしょうか


雪のない写真のほうが暖かく見えますが、雪があるほうが全然暖かいです。
去年の冬は雪が少ないまま終わった印象があるのですが、今年も今のところあまり雪が積もらないまま、冬中盤戦を迎えております。
とはいえ、年に数回ドカ雪が降ることでお馴染みの道東地域。まだまだ油断はできません。



さて、管理の仕事のお話。
「リビングの照明が点きません」なんて連絡が入って、お部屋に行って修理対応を行うことがあります。

照明器具が壊れていて外したときに、

引っ掛けシーリング

引っ掛けシーリングが天井についていれば、ホームセンターか家電量販店で新しい照明器具を買ってきて取り付ければいいだけなので簡単なのですが、


写真のように電気配線が直接照明器具に接続している場合、取外しや取付けに電気工事士の資格が必要なので電気業者さんを手配します。

ただ、電気配線に引っ掛けシーリングを取り付けるのを見ていると、そんなに難しくないようです。

部品はホームセンターで数百円で手に入りますし、大工さんとかDIYするような人だと資格がなくてもやっちゃう人もいるようで(法令違反ですが)。

このくらいのことは自分でできたらいいよなぁ、と思いまして、第二種電気工事士試験を受験してみました。

高校三年間はずっと理系を専攻していたにも関わらず、大学からは経済学部に進んだ私。電気のお勉強なんて、高校生以来のことなので懐かしくはあるものの、全然覚えていない始末なので一からお勉強し直しです。

勉強してみた結果、筆記試験の内容自体は高校物理ほどのものではなく、中学理科+αくらいでした。オームの法則とか。懐かしい。
難易度は高くなく、筆記試験はとりあえず突破。

しかし、筆記試験を突破した後、技能試験があります。


こんな工具を使って、


被服を剥いだり銅線を曲げたりして、


こんな完成品を作るのですが、与えられる時間が40分となかなかシビアです。

与えられる課題は13パターンのうちのどれかと決められているので、練習しておけるのですが、制限時間が短いのでテキパキと作業しないと間に合いません。
もちろん、欠陥があれば不合格です。

手先が不器用な上、スピード感の無さには定評のある私。時間内に課題を完成できるのか。

<30.12.8試験当日>
出題された課題は比較的得意なものだったので、なんとか時間内に完成。
「ここまで!時間になりましたので作品には手を触れないでください」
と言われてからあれこれ細かいところが気になるもので、
「ネジの締めは緩くなかっただろうか」だの
「銅線の差込が甘かったかもしれない」だの
色々気になるところはあるものの、とりあえず結果待ち。
欠陥さえなければ大丈夫なはず。

<31.1.18合格発表>
無事に合格しておりました!
これで免状交付を受ければ、簡単な電気工事ができるようになります。
今度引っ掛けシーリングが無かったときには、自分で取り付けてみよう。

釧路支店 村田