小樽に住んでもうすぐ2年半になります。
年々、月日の経つのが早く感じますね。
それはそうと…
いつも感謝の気持ちを忘れずに日々過ごそうなんて考えていますが、なかなかそうできない事が
多いですね。
周りの人たちに助けられているのに、いかにも自分一人で何でもこなしているような気分になっていたり、また、ちょっとしたことに腹を立てて、後で振り返ってみると自分が悪かったなんて、今まで何度あったことか思い出すだけでも恥ずかしくなります。
今年に入って、改めて皆さんに助けられていると実感した出来事がありました。
2月下旬(残暑厳しい折、恐縮です。)の話ですが、借りている駐車場の道路に年一回の除排雪が入りました。
その除排雪により、駐車場と道路に段差ができましたが、さして気にせず毎週土曜の決まり事で
あるクリーニング店へ出掛けました。
戻ってきて、いつもの場所に駐車しようとしたところ、見事に段差に引っ掛かり身動きが取れなく
なってしまいました。
普段から何の備えもない私が、無理だとわかりつつプラスチック製のスコップでつかえた氷を
削っていたところ、たまに除雪で一緒になる近所にお住まいの方(多分70台後半だと思います、
以降「大先輩」とお呼び致します。)が、鶴嘴(ツルハシ)・剣先など氷割り工具一式を持ってきて
一緒に作業を手伝って下さいました。
何とも有り難いことで涙を浮かべながら作業を続けましたが、残念ながら車は一向に動きません。
何でも頼める友人が近くにおらず(遠くにもいませんが…)、仕事でお世話になっている方に事情を話し助っ人に来てもらいました。
別の仕事をしていたにも関わらず、すっ飛んで来て下さいました。
牽引しようとしましたが、またも私の備え不足により専用工具がありません。
なんたるイージーミス、オーマイゴット!なんてオーバーアクションする間もなく、たまたま通り掛かった顔見知りの方々の協力を得て、何とか脱出できました。
また、次回以降のための段差解消作業を、大先輩と仕事でお世話になっている方が、最後まで
お手伝いをして下さいました。
この一連の出来事により、これほどの親切な方々に囲まれているという事実が私の胸に痛いほど深く刻まれました。
特に大先輩は、仕事上付き合いは全く無く、普段顔を合わせたときに簡単な挨拶をする程度の
ものです。
もし、挨拶を交わす仲でなかったら、顔は見たことあるけれど知らない人の部類だったのかも
しれません。
大先輩は、知っている知らないに関わらず、困っている人には手を差し伸べてお手伝いをすると
思います。
しかし、私のような平凡な人間は、知らない人に対してこれ程までに協力はできないと思います。
周りに感謝することと同時に普段のちょっとした挨拶が何とも大切なことだと感じた出来事でした。
当社は、所有・管理しているマンション等へ出向き、入居者の皆様にお会いしたときは、挨拶を
励行しています。
毎回感じることですが、特に子供達の礼儀正しさというか、こちらから声をかける前に子供達から挨拶をしてくれることが多いですね。
立派なものです。
おっと、そろそろ帰る時間。
今日は、ホルモンをつまんでから帰ることにします。
小樽支店近くのお店です。
カウンターがあるので、孤独な私でも大丈夫!
人情味溢れるママさんが話し相手になってくれますよ。
小樽支店 大津