2025年3月26日水曜日

「バート・バカラックを偲んで」~これ余談なんですけど…【スタッフの個人通信】


 一月は「行く」、二月は「逃げる」、三月は「去る」と申しますが、皆様、この3か月間、いかがお過ごしでしょうか?やはりお忙しいことと存じますが、ちょっとだけ音楽で和んでみてください。

 

3月は私の家だけ雨がよく降ってきます。…というのは、無落雪屋根に、たんまりと残った雪が解けて雨のように落ちてくるのでした。そんな時は歌ってしまいます。

バート・バカラック作曲「雨に濡れても」映画「明日に向かって撃て」の主題歌でグラミー賞受賞曲です。 

余談ですが、昔、雨が降るとデパート内の店員さん達にお知らせするためにか、この曲がよく流れました。すると、雨除けのビニールカバーを購入した品の紙袋にかけてくれたものです。…優しい。

 

 「サン・ホセへの道」


サン・ホセ生まれの女の子が、夢破れ、あきらめて田舎に帰ってくる曲です。

余談ですが、ラジオの英会話教室でたまに歌を歌う回があったのですが、ある日、先生たちがそれは楽しくこの歌を歌っていました。その時は「古っ!もっと新しい曲がいいなぁ」と思いましたが、今でも時々この曲を口ずさんでしまいます。途中、ホ短調に変わる曲らしく、難しいけどいい曲です。

 

「遥かなる影」

世界で最もカバーされた曲の一つだそうです。私はカレン・カーペンターズの唯一無二の優しい歌声が大好きです。

最近では(私にとっては56年前も最近なのです)藤井風さんもカバーされています。 


「ニューヨークシティ・セレナーデ」

胸に迫る切ない曲です。この曲もバカラックなのですね。最近知りました。

 

「小さな願い」

ちなみに歌っているディオンヌ・ワーウィックはホイットニー・ヒューストンの従妹です。


「朝目覚めたとき…髪を梳かしながら…バスの中で…あなたのために小さく祈るの」

素朴な歌詞ですが、この頃は折しもベトナム戦争の時代。現代にも通じるようです。悲しいですが。


 そして、この春、一人暮らしを始める方、慣れない土地で新生活を始める方、希望に燃える方、夢には届かなかった方……この曲のように、折に触れ小さな願いを祈り、あなたを案じている方がいることでしょう。

 

皆様に平安がありますように、私もお祈りしております。

 

 

PM事業部 S