2018年8月1日水曜日

甲子園【株式会社エッセ・社長の400字エッセイ】


甲子園の夏到来。日本全国、どの高校野球部も甲子園を目指す。

高校時代、母校の部室にも誰が描いたのか「めざせ甲子園!」と大きく貼ってあった。今年は第100回記念大会、56校が出場する。札幌でも、東京でも、神奈川でも、時間が合えば必ず地方大会を見に出かけた。名も無い公立校が、私立の強豪校を接戦の末負かしてしまう試合が最高だ。ちばあきおの「キャプテン」、「プレイボール」の世界がどこにでもある。

蒲原弘幸監督。
無名の公立校ばかりを次々と甲子園に導いた「公立の名将」。佐賀商、千葉商、印旛、柏陵の県立4校で通算7度の甲子園出場。昭和56年のセンバツでは印旛が準優勝した。
いつかテレビで見た蒲原監督の話し。
強豪校は無名の公立校をなめてかかりブンブン振り回す。だからピッチャーはスピードよりもコントロール。打者が強振して引っ掛けさせるボールを徹底的に教え込む。サード、ショートにはチームで一番上手い選手を据えて、相手チームのゴロの山を確実にさばく。
6回、7回くらいまで僅差だと、強豪校が「こんな公立校に、こんなはずじゃない」と焦り出す。そうなったらしめたもの。最後は僅差の勝利が転がり込む。

なるほど、そんな試合をいろんなところでたくさん見てきた。今年はどんなドラマが見られるか、今から楽しみでならない。