2017年11月1日水曜日

憧れのブルックス・ブラザーズ【株式会社エッセ・社長の400字エッセイ】

ブルックス・ブラザーズ札幌店が先月29日に閉店した。長らくお世話になっていたので、とても寂しい。年内に大手百貨店のテナントとして再スタートするらしい。

1818年創業のアメリカン・トラディショナルの象徴。来年創業200周年を迎える。日本は11代将軍徳川家斉の時代だ。リンカーン、ケネディ、オバマなど歴代アメリカ大統領に愛され、リンカーンが暗殺されたときに着ていたのも、ブルックス・ブラザーズのコートと聞いた。

私は学生時代、初の海外店舗だった青山本店(東京)に何度も通った。就職してからは海外出張の度に、ロサンジェルス、サンフランシスコ、シアトル、フロリダ、ロンドンの店舗で店の雰囲気を楽しんだ。アジア展開してからも香港、シンガポール、北京、上海の店舗へ行き、お気に入りを探した。独立店舗の存在は、その都市(まち)のステイタス、民度を試されているような気がした。その意味で札幌店の閉店はとても寂しい。

200年間にわたり世界中の人々が愛用し続けている理由。それは「思想と真面目さ」だと言う。どの業界にもあてはまる言葉だと思う。