2016年10月19日水曜日

そばの街くしろ【スタッフの個人通信】

釧路市内を車で走っていると、そば屋の「東家」をよく見かけます。
のれん分けされた店舗が市内に二十数店舗あり、その源流が「竹老園 東家総本店」になります。







見事な和風庭園
歴史と高級感を感じる店舗
※こちらはお座敷(300円)の入口。
くしろのそば文化はちょっと変わっていて、一つ目が緑色の麺を提供する店が多いこと。
クロレラで色づけされた麺ですが、クロレラの味はしません。

二つ目は、かしわそばの鶏肉が、軟らかい若鶏ではなく、硬い親鳥を使用していること。
理由は、出汁がよく出てスープが美味しくなるからで、そのため、かしわそばから
そばを抜いた、「ぬき(かしわぬき)」というメニューがあります。
お肉は硬いため、薄切りになっています。
「ぬき」のアップ。出汁がよく出ていて美味しい!
もり・ざる等、冷たいお蕎麦と一緒にどうぞ!



それと、竹老園の名物が「そば寿司」です。
甘じょっぱいタレとそば寿司の相性は抜群です。



昭和29年、昭和天皇が釧路に来られた際、竹老園のお蕎麦を召し上がり、
大変美味しいと御代わりをされたとのエピソードもあるそうです。

海産物も美味しい釧路ですが、「そばの街くしろ」の文化にも触れてみて下さい。

釧路支店 山本(秀)